カリグラフィ絵

Art, Black & White

2015年から少しずつ、西洋カリグラフィーを習ってきました。元はといえばイラストレーションスタジオで本を作る際、私があまりにもタイポグラフィーを理解できていなかったため、それらを勉強し理解していくための一過程にすぎなかったのですが、そこで私はタイポではなく、カリグラフィーの魅力に夢中になったのです。手書きで絵に文字を添えていくことは、もともと私の中にあった強い願望の一つでした。未だ統合はなされていませんが、そこへ向かって私は今も少しずつ、何かをし続けています。(「墨と雪」の作品たちも、この過程での筆と墨との再会によって生まれていっているものです。)
西洋カリグラフィーの、ペン先とインクで紙に彫り込んでいく感覚はとても面白くて、そしてやればやるほどなぜだか同時に、「日本語を書き(描き)たい」という気持ちもどんどん増すのが不思議です。─確実に、私の中で何かが起きているのです!
西洋カリグラフィーの先生であり、親友であるチェコ人カリグラファーのニコラや、偶然に出会った書道家の溝口呑空氏などとの交流から、筆と墨や、カリグラフィー道具やコーラペンなどとの出会いや再会を果たし、最近は表現方法として少しずつ「文字」というものも現れ始めました。
何か書けたらちょっとずつここにアップしていきたいと思います。

上記の二人との出会いで一番最近驚いたことは、私自身のマインドセットは書道家やカリグラファーに近い、ということでした。
おそらく、画家やイラストレーターより、私はそちらに近いのです。
一発でしか描けない線や流れなどのために、ほとんどの時間をその感覚を研ぎ澄ませることに使うあたりは、完全にこちら寄りのようです。
このまま、絵も描いていきますし、文字にどう出るかはさっぱりわかりませんが、画面になっていけばいいなと思うので追求していきたいと思います。